ファラオの眠る大地・エジプト《T》 2003.9.19〜28  

第1日目 関空〜ソウル〜デュバイ〜カイロ 第2日目 カイロ・エジプト考古学博物館・ムハンマド・アリ・モスク
第3日目 アレキサンドリア・グレコローマン博物館
ポンペイノの柱・カタコンベ
第4日目 ギザ・3大ピラミッド・メンフィス遺跡
サッカラ:階段ピラミッド・ダハシュール:屈曲ピラミッド
第5日目 出:エジプト記・モーセの足跡を辿る・スエズ 第6日目 紅海のリゾートから聖なる街・セントカタリーナ
第7日目 旧約聖書・十戒を授かったシナイ山登山
ベトウィンを訪ねて
第8日目 モーセの泉から泥棒市場・ハーン・ハリ・ハリーリ
ナイル川クルーズ
第9日目 カイロ〜デュバイ〜ソウル 第10日目 ソウル〜関空

ファラオの眠る大地・エジプト《T》《U》《V》《W》《X》《Y》《Z》 画像の上にカーソルを乗せて下さい

カイロ空港・正面奥に銃を持った兵士が見える 何れ憧れの彼の地、エジプトを訪れたいと願っていたが、青天の霹靂?
いや、瓢箪から駒^0^)ひょんな事から話が進み、80歳になる家内の父母と
私、妻、娘の5人(息子は学業で不参加^0^)でH社の格安を超えた^0^)
激安ツアー(TPックス)で10日間のエジプト旅行に参加する事になった。
激安ツアーとあって、エジプト直行便でなく、ソウル・デュバイの経由便

しかし、いざ蓋を開けてみれば何と参加者は、総勢84人の大所帯^@^)
旅行会社もビックリ?此方はもっとビックリ^0^)84人を2班に分け、いざ出発。
まるで修学旅行の有り様。関空を午後5時発KE726便で先ずはソウルへ
ソウル到着は午後6時40分予定より少し早い。乗換の為、空港内で待機
3時間程の待ち時間、免税店も数多くあり帰国時の買物の下見にうろつく。
新しいソウル仁川空港はとても広くて綺麗。午後10時KE951便でUAEの
デュバイに向け出発。深夜午前2時50分頃、デュバイ空港に到着する。
此処デュバイは中東のハブ空港、24時間眠らない空港だ。機内清掃の為
乗客全員機外へ。此処でも皆さん買物の下見^0^)。添乗員の話によると
金製品がお買得だそうだ。午前4時40分、最終目的地エジプトのカイロに向け

再び機内へ。朝7時30分予定通りエジプト・カイロ空港に到着。何と出発から
実に19時間も掛かった^0^)しかし、負惜しみ!?でなく直行便(13時間50分程)
(エジプト航空はムスリムでアルコールの提供は無し)より体の方は楽だ!
(個人的にですが^0^)イミグレーションも無事通過。此処で現地スルーガイドの
サムエル氏と合流。彼はカイロ大学考古学部卒の超エリート。2年半の語学講座で
日本語の成績が良くて、3年程前日本に研修留学の経験があるそうだ。
レストランの向かいにカウラー王のピラミッド
カイロ・エジプト考古学博物館 早速朝食の為、ギザ市内のレストランに向け出発。空港から市内迄4・50分
途中城壁に囲まれた有名なムハンマド・アリ・モスクの横を通り、高速道路で
カイロ市内を抜け、ギザのピラミッドで有名なギザ市内のレストランに到着。
何とレストランの向かい側に、ピラミッドが途轍もなく大きいその姿を見せている^0^)
朝食後カイロ・エジプト考古学博物館に向う。考古学博物館は赤レンガの立派な建物

入口のゲートには警官が多数、更にセキュリティチェックも空港並に厳しい。改めて
6年程前のルクソールでテロによる外国人観光客無差別殺戮の影響が感じ取れる。
観光立国エジプトが事件でのダメージを必死で払拭しているのだろう。そう云えば
外国人観光客が乗っている、大型のバスには必ずツーリストポリスが乗込んでいる。
彼らはスーツを着ているが、その下に小型の自動小銃を隠し持っている。
此処エジプト考古学博物館は1863年フランス人考古学者A・マリエットが
カイロ郊外に設立してから1902年当地に集約された。収蔵物は実に12万点以上
その内の5万点余りが展示され、残りの7万点余りは収蔵庫に保管されている。
1階は中央にアトリウムがありピラミッドの頭頂部・キャップストーンや上下エジプトを
最初に統一したファラオ・ナルメル王のパレット(儀式用化粧板)7mもある巨大な

アメンヘテプ王と王妃の像等があり、左手の回廊にはサッカラの階段ピラミッドを
建設したジェセル王・ギザのピラミッドで馴染みのメンカウラー王の像等が展示され
更に奥にはハトシェプスト女王やエジプト最強のファラオ・ラムセスU世像があり
2階には最も有名なファラオ・ツタンカーメンの数々の黄金の装飾が大半を占め
短時間では廻り切れない。出掛ける時は事前にガイドブック等でチェックしていこう。
エジプト考古学博物館内部
ツタンカーメン・黄金のマスク
ツタンカーメン・黄金のマスク
全員で記念撮影 昼食後、今のエジプト(ムスリムの世界)を感じにカイロの南東にある
小高いモカッタムの丘にあるムハンマド・アリ・モスクに向う。
このモスクは1824年ムハンマド・アリに依って建設が始まり
その息子サイード・パシャに依って完成したビザンチン様式のモスク
ドーム型の天井にはアラベスク模様、其処から吊るされた無数の

ランプが光り輝き、正面には聖地メッカに向うミフラブ、その横には
指導者が説教に使うミンバルが大小2つ、床には見事な模様の
エジプシャンカーペット、外の中庭にはオベリスクのお返しに貰った
バロックスタイルの時計台(現在壊れたまま)天を衝く様に聳える
2本のミナレット、更にモスク付近からはカイロ市街が見渡せる。
宿泊ホテル情報
初日から3連泊したのはギザ市の

MOVENPICK JOLIE
VILLE PYRAMIDS


全室コテージ風のホテル
部屋からピラミッドは見えないが
外に出ると大ピラミッドが見える
ホテルの前やフロントには
警備の警察官が数人常駐している
ホテル前からの大ピラミッド 部屋の中にはメッカ方向のマークが
ムハンマド・アリ・モスク
ムハンマド・アリ・モスク内部
エジプト考古学博物館へはこちらから もっとムハンマド・アリ・モスクへはこちらから
エジプトって?
国名・エジプト・アラブ共和国
人口・約6400万人
言語・アラビア語
宗教・イスラム教90%・コプト教10%
面積・約100万1449km2
    日本の約6倍の面積
首都・カイロ(人口約1600万人)
時差・−7時間
    サマータイム時−6時間
気温・北部は最高気温約30℃
    南部は最高気温約40℃
    雨は殆ど降らない砂漠気候
    ベストシーズンは10月〜3月
    3月末〜5月は砂嵐の季節
    7・8月南部では連日40℃越え
通貨・エジプトポンド(LE)ピアストル(PT)
    1LE=100PT
    2003年9月現在1LE≒20円

   その他詳しくはエジプト観光局
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