歴史と文化と世界遺産の国・イタリア 2010.1.20〜27  

第1日目 関空〜ローマ〜ミラノ 第2日目 ミラノ市内観光〜ヴェローナ観光〜ヴェネツィア
第3日目 ヴェネツィア観光〜フィレンツェ 第4日目 フィレンツェ観光〜ピサ観光
第5日目 フィレンツェ〜ローマ市内観光 第6日目 1日自由行動
第7:8日目 ローマ〜関空

カトリック教会の総本山・ヴァチカン市国 ITALIA Indexへ

ローマの地下鉄 今日はローマでの終日フリータイム日。OPツアーでのポンペイ散策は
人数が揃わず中止だって。って事で、ツアー客全員がローマ市内への
観光。当初個別での移動予定が添乗員I氏の好意で地下鉄で移動と

なった。タクシーなら2-30ユーロ必要が、僅か1ユーロで行けます^^)
最寄のバス停から地下鉄B線:エウル・フェルミ駅へ。コロッセオへは
乗り換え無しで行けますが、大半の方はヴァチカン美術館へ向かう。
B線のテルミニ駅でA線に乗り換え最寄のオッタヴィアーノ駅で下車。
駅を出て直ぐのオッタヴィアーノ通りから、ヴァチカーノ通りへ向かうと
正面左にヴァチカン美術館が見えて来ました。此処からは三々五々に

散らばりヴァチカン美術館内鑑賞。セキュリティチェックを受けてチケット
(15ユーロ)購入後、エスカレータ上左でガイドレシーバー(6ユーロ)を
借りて案内標識に従い館内へ。ヴァチカン美術館と一括りで言いますが
ヴァチカン美術館へ
黄金の天井:ヴァチカン美術館 実は全部で24の美術館、絵画館、図書館を纏めてバチカン美術館と
称しているのでとても一日(まして半日)で見て回る事は不可能ですが
是非とも押えて置きたいのがシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ作の

フレスコ画、ラファエロ謁見の間のアテネの学堂、ピオ・クレメンティーノ
博物館のラオコーン群像、黄金の天井装飾が眩い地図の間、絵画館
(ピナコテカ)のラファエロ作キリストの変容、ダ・ビンチ作聖ヒエロニムス
等は必見です。が、システィーナ礼拝堂だけは撮影禁止でした。
結局、2時間半程の駆け足で鑑賞、ヴァチカン美術館を後にして
サン・ピエトロ広場近くのピッツェリアで軽く昼食です。午前中には

何とか持った雨も本降りになりました。再び地下鉄に乗り込みポポロ
広場へ移動。オベリスク建つ広場は古くから交通の要所で巡礼者の
ローマへの入口に当たるそう。広場から南に向かって3本の道路が
雨のポポロ広場
パンテオン 放射状に伸びていて、一番左側のバヴィーノ通りを抜けると、昨日
立ち寄ったスペイン階段でした。流石に雨模様なので人影も随分と

少ないですね。コンドッティ通りで目当てのブランドショップへGO^^)

彼方此方で同じツアーの人達と出逢います^^)1時間以上も徘徊^^)
でも、急がないと閉館迄に真実の口へ辿り着きませんね。少し急ぎ
足でラファエロ眠るパンテオンを通り過ぎ、テヴェレ川に突き当たり
左に折れ暫く歩くとサンタ・マリア・イン・コスメディアン教会に到着
何とか閉館前に駆け込みセーフ、ふぅーッ^^)丁度居らした日本の
方とお互いに写真を撮り合いました。真実の口を後に外に出ると

辺りは夕暮れ時。タクシー乗場を探しながら少し歩くと、妙な所に

ピラミッド?実はこのピラミッド、古代ローマの法務官で行政官でも
あった、ガイウス・ケスティウスの墓なんだって。丁度向かい側には
ローマのピラミッド
アリタリア航空で 地下鉄ピラミデ駅。駅前のタクシー乗場からホテルへと戻りました。

翌日、いよいよ帰国する日です。ホテル出発は10時半とゆっくり^^)
では、それ迄の間を利用して直ぐ近くの大型スーパーマーケットへ
非常に大きな郊外型のスーパーマーケットでお土産等を買い入れ

時間通りバスに乗込みフィウミチーノ(レオナルド・ダ・ビンチ)空港へ

15:05発アリタリア航空AZ0792便はローマを定刻通り飛び立った。

サン・ピエトロ広場とサン・ピエトロ大聖堂
世界有数の美の宝庫:ヴァチカン美術館(システィーナ礼拝堂)
古代ローマ帝国から続く永遠の都・ローマの街並みU

ヴァチカン市国って?
世界中のカトリック教徒を率いるローマ教皇は中世ヨーロッパでは
各国の国王をも凌ぐ大きな権力を持っていました。
北イタリアにはローマを中心とした広大な領土も持っていましたが
近代になるとその権力も衰え1870年のイタリア統一の際
イタリア王国によって全ての教皇領土は奪われてしまいます。
教皇はバチカンの丘に立て籠もってイタリア王国と対立しました。

そんな中、1922年イタリアの政権の座についた時の独裁者
ムッソリーニは教皇の権威をイタリア支配の為に利用しようとします。
そこで1929年イタリアと教皇サイドの間で「ラテラノ条約」が締結され
ローマ教皇の領土としてバチカン市国が誕生しました。



   その他詳しくはイタリア政府観光局

 homeに戻る