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イスラム文化の香り漂う街・グラナダ《V》 SPAIN Indexへ
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グラナダのホテルを後にして憧れの"アルハンブラ宮殿"に向かいます。 "アルハンブラ宮殿"はグラナダ市の南東部、小高い丘の上の平坦部に 建ち、夏場非常に暑いと言われるグラナダの中でもとても涼しい場所に 位置しています。アルハンブラとは、アラビア語でアル・ハムラいわゆる 「赤いもの」を意味すると言われています。チケットブースを抜け左へは パルタル庭園から核心部のナスル朝宮殿方面ですが、此処は先ず先に 右手、ヘネラリフェ離宮に向けて糸杉立並ぶ小径を奥へと進みます。 糸杉の小径を抜けると野外劇場、その奥には背丈を越える糸杉の生垣 |
生垣の中央はアーチ状に刈り込まれた入口、奥にはシエラ・ネバダの 雪解け水を引いた噴水、左手にはチノス坂を挟んでアルハンブラ宮殿 細長い水路と脇には遊歩道。小さな噴水と花壇が整然と区画された 庭を少し行くと回廊のような建物に囲まれた中庭が"アセキアの中庭" イスラム風庭園が離宮に良く似合う。1階は王の間、2階は広々とした 空間が広がり昔は宴を催した場所の様だ。此処からはアルハンブラ 宮殿のコマレスの塔を始め宮殿が望めます。一通り見て周り元の道に |
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戻り、アルハンブラ宮殿に向かう。最初に訪れたのはカルロス5世宮殿 他の角ばった城砦風の建物とは違って幾何学的なスペイン:ルネッサ ンス様式の建物で、イスラム風のアルハンブラ宮殿とは異質な感じだ それはレコンキスタ完了後に建てられた歴史からか?中に入ると石畳 敷詰めた大きな円形のパティオ、その周りは1階がドーリア式、2階は イオニア式の円柱が並ぶ回廊、回廊を抜けるとメスアールのパティオ パティオからはアルカサバ。此処はグラナダ王国建国以前からあった 要塞で、アルハンブラ宮殿の中でも、もっとも古いと言われています。 |
此処のパティオからはグラナダで一番古い街、アルバイシン地区と その上にはサクラモンテの丘が見渡せる。アルバイシンはイスラム 統治下に城塞都市として発展した所で、レコンキスタによるグラナダ 陥落の際にはモーロ人抵抗の砦となり、町はおびただしい流血で 染まったそう。次ぎにコマレスの塔に向います。細かい装飾が施された 2連の馬蹄形アーチのバルコニーを通り、正面に二つの入口を持つ コマレス宮。片側は王族専用の入口だとか、中に入ると大使の間 壁面はアラベスク模様で飾られ、天井は鍾乳洞を模した此又見事な |
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装飾だ。大使の間を抜けると祝福の間、天井は見事な寄木細工の 船底天井。祝福の間を抜け外に出ると水を満々と湛えた細長い池 此処が"アラヤネスの中庭"アラヤネスとは"天人花"(一重のバラの 花に似て5弁花で淡紅から紫色の香り良い花です)此花の生垣が 両側に並んで植えられています。アラヤネスの中庭を抜けると中央に 12頭のライオン像が背中で噴水の水盤を支えている"ライオンの中庭" 噴水は水時計だったそうだ。ライオンの中庭の北には"二姉妹の間" 八角形の天井は鍾乳洞を模した装飾。灯り採りの窓から差込む光で |
模様が立体的に浮かび上がる。諸王の間を抜けアルハンブラ宮殿 東端の"パルタル宮"が建つパルタル庭園。ナスル朝時代には宮殿や モスクが立並ぶ緑地だったそうだ。かつて宮殿だった貴婦人の塔が 前面に池を従え優美な姿を見せています。アルハンブラ宮殿の見学も 終わりましたが、お天気が今一つで背後に連なるシエラ・ネバダの 山並みや青空に映える宮殿が見られず少し心残り^^)バスに乗込み 次の目的地ミハスへ向かいます。途中のレストランで昼食には暖かい ソパデアホ(ニンニクのスープ)を頂き、ピカソ生誕の街・マラガを通り |
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トレモリノスの町から曲がりくねった坂道を登り、山懐の高台にある ミハスに到着です。生憎雨が降り始め、傘を差しながらの見学に なってしまいました。ミハスは小さな村で取り立てて見るべき物は 無いのですがガイドブック等には必ずと言って良い程写真が載って いるサン・セバスティアン通りに向かいます。此処が白い村ミハスの 代表的な風景だそうですが陽に輝く白壁の街並みは望めません。 此処で約1時間程の自由時間があり、日本人が経営していると言う |
土産店にはオリジナルのTシャツや押し花を貼り付けたネックレスや ブローチ等が売ってありました。店の奥にある展望台からは晴れて いれば眼下には地中海が広がり"コスタ・デル・ソル(太陽の海岸)"が 見えるのですが。降り止まぬ雨に早々とバスに引き上げました。 ミハスから今夜の宿があるセビーリャに向かいます。今日の夕食は アンダルシア発祥のフラメンコ鑑賞、タブラオと呼ばれる劇場は夕食を 摂りながら鑑賞するスタイルで、歌と踊り、ギター演奏が一体となって お客を魅了します。翌日はコルドバのメスキータを訪れます。 |
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アルハンブラ宮殿へはこちらから |
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