古代文明の十字路・シリア:ヨルダン 2010.6.10〜18  

第1日目 関西空港〜ドーハ(カタール) 第2日目 ドーハ〜ダマスカス〜パルミラ(シリア)
第3日目 パルミラ遺跡観光〜ダマスカス(シリア) 第4日目 ダマスカス観光〜ボスラ観光〜国境〜アンマン(ヨルダン)
第5日目 アンマン〜マダバ:ネボ山観光〜死海〜ペトラ 第6日目 終日ペトラ遺跡観光(ヨルダン)
第7日目 ペトラ〜ワディ・ラム観光〜アンマン 第8日目 アンマン観光〜ドーハ(カタール)
第9日目 ドーハ〜関西空港

古代オリエント香る世界最古の都市・ダマスカス SYRIA_JORDAN Indexへ

オールド・ダマスカス東門 四日目の朝を迎えた。今日はダマスカス市内観光からボスラに立寄り
陸路、国境を越えてヨルダンの首都:アンマンへ向う。ホテルから30分
走った頃、旧市街:オールド・ダマスカスに到着。ですが、先ず城塞の

東門から"真っ直ぐな道"を通り細い路地に入ると石造りの家々が並び
あたかも中世の時代に迷い込んだ感覚^^)家々のドアには珍しい手の
形をしたドアノッカー。この手の形をしたドアノッカーはイスラム教徒に
とっての護符"ファーティマの手"なんだって。ファーティマって
預言者ムハンマドの四女で、後の四代目カリフ(預言者ムハンマド
の後継者)アリーの奥さん。何でもファーティマは理想の女性として

敬われ、特にシーア派の人々にはこの手が愛用されているとか。
路地を突き当たると小さな教会。この辺りキリスト教徒地区だって。
小さな教会は聖アナニア教会。聖アナニアはダマスカスで最初の
オールド・ダマスカスの細い路地
ファーティマの手 司祭。新約聖書では失明したサウロ(改宗後に改名したパウロ)に
洗礼を授け、改宗を促した人物だとか。教会地下には洞窟の様な
礼拝堂が有ります。再び迷路の様な路地を抜けて"真っ直な道"へ

通りの両側にはショップが並び、街路樹の足下には小奇麗な花壇
やがてキリスト教徒地区とイスラム教徒地区を分けるローマ記念門。
"真っ直ぐな道"を更に西へ向かい路地を北へ曲がるとアゼム宮殿。
宮殿はダマスカスの統治者、アッサード・パシャ・アル。アゼムが
1749年に建てた邸宅。今は民族博物館で公開している。展示は
アラブの生活様式やシリアの工芸品等々。噴水のある中庭を持つ

宮殿は美しい。残念ですが建物内部の撮影は禁止されています。
アゼム宮殿を後にして世界最古のモスクとも言われ、第四の聖地
ウマイヤド・モスクです。因みに第1の聖地はメッカ、第2の聖地は
聖アナニア教会礼拝堂
真っ直な道 メディナ、第3の聖地はエルサレム。尚ウマイヤド・モスクへ入るには
ムスリム以外は北門からの入場です。しかも女性は灰色のベールを
借りて、着用する事が義務付けられています。更に裸足での入場と

決められ入口で靴を脱ぎます。一歩中に入れば中庭には大理石が
敷き詰められ、ビザンティン様式の列柱回廊に囲まれている。中庭
の中央には沐浴のドーム、北側には寄進された財宝を守る宝物庫
では、モスクの中へ。床には一面絨毯が敷き詰められて、礼拝する
信者で賑わっている。モスク内の中央には緑色に光る聖堂。何でも
イエス・キリストの洗礼者、ヨハネの首が安置されてるとか。この辺り

イスラム教の懐の大きさが垣間見える。ウマイヤド・モスクを後にして
西門の前から始まるスーク・ハミディーエの自由散策です。入口に
ローマ時代の遺跡"ゼウス神殿の門"が残り、東西に600mの長さで
アゼム宮殿入口
ウマイヤド・モスク 続くスークはアーケードに覆われ、1000を越す様々な商店が続き
大変な賑わい。両側には衣料品、貴金属、絨毯、香辛料、下着類
菓子、喫茶等のお店が軒を並べています。特に賑わっているのは

アイスクリームの店です。アラブの男性は甘い物好きなんだって^^)
昼食のレストランは広い中庭のあるエリサール。何時ものアラブ料理
+魚のフライでした。昼食後には再びスーク・ハミディーエを抜けて
右折するとシタデル(城塞)の前を通ると英雄サラディーンの銅像。
サラディーンは、十字軍からエルサレムを奪回したアラブの英雄。
バラダ川を渡った所でバスに乗り込み、ダマスカス最後の観光には

ダマスカス国立博物館です。正面入口を飾るのはカスル・アルヒーラ
(東の砂漠の城)の門柱。ウマイヤ朝時代の城門です。館内展示物は
シリア全土からの出土品等で、世界最古だと言われるウガリットからの
スーク・ハミディーエ
ダマスカス国立博物館 アルファベットの原型が刻まれた粘土板。ドゥラ・エウロボスのシナ
ゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)から移設された二世紀半ばのフレスコ
地下にはパルミラの地下墳墓が原寸で再現と見所が一杯ですが

駆足での見学に撮影禁止で、今一つ印象に残りませんでした^^)
博物館を後に、シリア最後の見学地はダマスカスから約140km程
離れているシリア・ヨルダン国境近くの街、ボスラへと向いましょう。

オールド・ダマスカス(旧市街) イスラム教第四の聖地:ウマイヤド・モスク

ダマスカス
オールド・ダマスカスMap
紀元前2000年頃からアラビア半島、メソポタミア、地中海地方を
結ぶ交易の中継地でオアシス都市だった。

現在はシリア・アラブ共和国の首都であり
政治、経済、文化の中心地で人口200万人都市。

首都ダマスカスの街はイスラム教第四の聖地。
ウマイヤド・モスクと巨大なスークに代表される。
旧市街と省庁や大使館建つ新市街に分かれる。

1979年ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。

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