古代文明の十字路・シリア:ヨルダン 2010.6.10〜18  

第1日目 関西空港〜ドーハ(カタール) 第2日目 ドーハ〜ダマスカス〜パルミラ(シリア)
第3日目 パルミラ遺跡観光〜ダマスカス(シリア) 第4日目 ダマスカス観光〜ボスラ観光〜国境〜アンマン(ヨルダン)
第5日目 アンマン〜マダバ:ネボ山観光〜死海〜ペトラ 第6日目 終日ペトラ遺跡観光(ヨルダン)
第7日目 ペトラ〜ワディ・ラム観光〜アンマン 第8日目 アンマン観光〜ドーハ(カタール)
第9日目 ドーハ〜関西空港

シルクロードのオアシス都市・パルミラ

ダマスカス国際空港 ダマスカス迄約3時間のフライトでシリアの首都・ダマスカス国際空港に
ほぼ定刻通り到着。バゲッジも何事も無く無事手元に戻り、入国審査も

済ませ、大型バスに乗り込み今宵の宿パルミラへ。パルミラは約250km
離れている。一歩市街地を出ると辺りは荒涼たるシリア砂漠真っ只中。
シリア砂漠は砂漠と言っても砂砂漠と言うより、土沙漠ですね。
2時間程走ったでしょうか?砂漠の中にポツンと石造りの小さな

小屋。その名もバグダッドカフェ、で、トイレ休憩。確か?昨年に
TBS系列"世界ふしぎ発見"で放送されていましたネ。店内には
シリア砂漠
バグダッド・カフェ 土産物が少々と、シャイやアラビックコーヒー、水タバコも頂ける。
既に時間は18時を回りましたがマダマダ明るいです。残り100km

余り、でも、パルミラへ着く頃には陽も落ちているでしょうね。直ぐに
イラクへ通じる交差点を過ぎ、更に走る事1時間。夕暮れに浮かぶ
パルミラの遺跡が見えて来ました。ホテルに向かう前の少しの間の
撮影タイム^^)アドリアヌスの門から列柱道路、その向こうの山上には

アラブ城。振り返ればベル神殿もライトアップ。こんな時間に関わらず
バスが到着するや否や、ラクダ引きや物売りのベドウィン達が集って
ライトアップされたパルミラ遺跡
SANDS・HOTEL 来て、一気に賑やかになった^^)再びバスに乗りますが僅かに5分で
今宵の宿、SANDS・HOTELに到着です。夕食はバイキング形式

ホブス(ナンに似た円くて平べったいパン)やホンモス(ひよこ豆にニン
ニク・ゴマ・オリーブ油・レモン汁を加えたペースト)等のアラブ料理。

深夜3時半頃アザーン(イスラム教徒を礼拝に招く呼掛け)の音響に
吃驚して目覚め、アラブの国へ来た事を実感^^)再び眠りについて
今度は6時のモーニングコールに叩き起される^^)朝食迄の僅かな

時間に早朝の町をブラつく。人口約3万人の小さな町は未だ眠りの
真っ只中。外気温は思いの外低いですね。早起きの住人に出会うと
アッサラー・アライクム(こんにちは)と声を掛けられる。20分程散歩を
早朝のパルミラ
パルミラ博物館 楽しみホテルへ戻る。朝食はアメリカン・スタイル。食後のコーヒーを
飲んだら出発準備。本日最初の見学場所はバスで僅か3分程の^^)
パルミラ博物館。遺跡を見る前に予備知識を得ましょう。正面右には

アラート神殿の近くで発見され復元されたライオン像。足下にヤギが
居るので動物庇護の像だとされてます。反対側には彫像が刻まれた
石棺。館内は遺跡からの出土品を展示。但し館内撮影は禁止です。
では遺跡に立入ります。先ず遺跡の東側に一世紀から二世紀半ば
に建てられ、主神ベル・太陽神ヤヒボール、月神アグリボールを祀る
ベル神殿。神殿内には列柱で囲まれた本殿や犠牲祭壇、足下には

列柱の欠片が沢山転がっている。ベル神殿を出て記念門に向うかと
思いきや、遺跡の西側に広がる墓の谷へ。見学予約の都合で先に
ナボ神殿建設時に多額の寄進をしたエラベール家の塔墓、内部に
ベル神殿
記念門 壁画が残る三兄弟の地下墓室を見て周った。再びバスに乗り込み
遺跡群への入口、記念門へ。ライトアップ時と違って巨大なアーチ
には、細かな装飾が施されている。アーチを潜ると列柱道路が続き

左にはメソポタミアの神を祀ったナボ神殿。右には浴場跡、その先
ほぼ完全な舞台が残る円形劇場。更に列柱道路の真ん中に4本の
石柱建つ四面門。四面門の右奥には豊穣の神・バールシャミンに
捧げられたバールシャミン神殿と、パルミラが最盛期を迎えた頃の
建造物が点在している。1時間程の見学を済ませると昼食会場へ
バスで10分程離れた遺跡風のレストラン。ゲート・オブ・パルミラで

マンサフというベトウィン民族料理(米の上に羊の丸焼きを)を頂く。
昼食後には来た道をダマスカスへと戻ります。途中のトイレ休憩は
昨日と同じバグダッド・カフェ^^)今宵の宿SAYEDAH・ZEINAB
マンサフというベトウィン民族料理
SAYEDAH・ZEINAB・HOTEL HOTELは戒律厳しいシーア派の住む地区。ホテルにアルコール
類は無い、との事で途中のリカーショップでお買物^^)ホテル到着は
午後6時。夕食は今夜もアラブ料理のバイキング^^)未だ時間も早く

折角なので辺りを散策しましょう。陽も暮れ始めた街は活気に溢れ
車や人々で溢れ返っています。近くのスークには衣料品や食材が
所狭しと並べられ黄金に輝くモスクからはアザーンが響き渡ってる。

ライトアップされたパルミラ遺跡 シルクロードのオアシス都市・パルミラ

パルミラ遺跡
パルミラ遺跡
パルミラはアラビア半島やメソポタミアと地中海を結ぶ土地。
古くから東西文明や東西交易の中継地として栄えた。

特に紀元前一世紀末から紀元後三世紀に掛けて
中国とヨーロッパを結ぶシルクロードの隊商都市として
栄華を極めたそうです。

しかし繁栄も長くは続かず、272年・ローマ皇帝
アウレリアヌスの進撃に誇り高き女王ゼノビアは
抵抗するも、耐え切れず陥落しました。

1980年ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。
遺産名(英語):Site of Palmyra

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