薔薇色の神殿:エル・ハズネへの道程

看板からも期待が膨らむ
ツーリストポリス・オフィス
ペトラ遺跡へのゲート
看板からも期待が膨らむ ツーリストポリス・オフィス ペトラ遺跡へのゲート

チケットは添乗員のK氏が纏めて購入(21JD:ツアー代に込み)参加者揃ってゲートを潜ります。
今回シーク(SIQ)の入口迄約1.5km程は馬に跨って進みます。昨夜歩いた道は埃っぽい砂利の
道だったんだね。馬上は思いの外目線が高〜い^^)引切り無しに馬や馬車が行き交い大賑わい。

馬に乗り
ツーリストポリス
ジン・ブロック

横には観光客の安全を守るツーリストポリスが格好良く通り過ぎる。5分位揺られた左手に四つの
オベリスク建つオベリスク墳墓とその下部にはエル・シーク・トリクリウム(葬祭殿)右には四角の岩
からなるジン・ブロック。やがて馬の背に揺られて10分程で土産物屋建つシーク(THE SIQ)入口

オベリスク墳墓(上)とエル・シーク・トリクリウム(葬祭殿)
シーク(The Siq)入口
オベリスク墳墓(上)とエル・シーク・トリクリウム(葬祭殿) シーク(THE SIQ)入口
シークの看板
さあ、シークの中へ
引っ切り無しに馬車が走る

シーク(THE SIQ)入口に立った時点から、頭の中では映画のテーマソングが鳴り響いています^^)
シークとは狭い岩の裂目の事。元々は地殻変動に因り出来た岩の裂目で、全長1.5kmにも及び
古い時代はムーサ川の河床だったそうだ。頭上に迫る断崖の高さは60-100mとも言われ色々な

日陰で涼しい
古代の水道施設
両側が迫り

鉱物を含んだマーブル模様の砂岩塊。シークに足を踏み入れると左の壁には溝が掘られていて
ずっと奥まで続いている。此れは水道施設だそうだ。砂漠の真ん中にあって巨大な街が形成され
たのは、ナバテア人の灌漑技術の高さの現われだとか。道幅は広い所で7-8m、狭い所では3m


ローマ時代の石畳
ドゥシャラ神を祀った祠
神官の住まい
ローマ時代の石畳 ドゥシャラ神を祀った祠 神官の住まい

にも満たなく、自然の地形のままに曲りくねっている。陽射しは強いが断崖の道は陰になり、思った
よりも暑さを感じず、むしろ風が吹き抜けるので涼しい位だね^^)足下にはローマ時代の石畳が残り
少々歩き難いが、馬車は勢い良く走り抜け少々危険。シークの壁?には数々の壁画が刻まれ道の


地元神を祀る祭壇
ラクダ引きの彫像
ローマ時代の復元ダム
地元神を祀る祭壇 ラクダ引きの彫像 ローマ時代の復元ダム

真ん中にはナバテア人の主神ドゥシャラ神を祀った祠、その横の穴は神官の住まいだったとか。
この先道幅は更に狭くなり3m未満。壁には地元の神を祀る祭壇が彫られ、続けてラクダを引く男
の像の下半身が微かに残っている。更に古代ローマ時代のダムの復元遺跡を過ぎると、いよいよ


マーブル模様の岩肌
シークの先には
バラ色の神殿が

シークの隙間の先に薔薇色の建物が見えて来ました。辺りからはオォッー、ワオッー、等の感嘆の
声と共に歓声が響き渡ります。狭いシークを抜ける切る直前、突然現れる演出は心憎いですね^^)
正しく此れが憧れていたエル・ハズネ(El Khazneh)別名ローズシティと呼ばれるのはこの色合いだ


エル・ハズネ全景
撃たれて欠けた壺
内部はがらんどう
エル・ハズネ全景 撃たれて欠けた壺 内部はがらんどう

からだったのですね。エル・ハズネはアラビア語で宝物殿を意味しますが、此れはナバテア人の
子孫、ベドウィンの人々がエル・ハズネには、ファラオの宝を隠したという言い伝えが有る事からで
実際に宝物を探す為に、最上部の壺の彫刻をライフルで撃ったとされる痕が残っています。この


地下は発掘中
ラクダ引きのベドウィン
見事な自然の装飾

建物内部には何一つ残っていない為、葬祭殿説、神殿説、寺院説ともあります。近年、地下から
男性の遺骨が発掘され、手厚く埋葬されていた事から王の墓ではないかと?推測されています。

尚、1985年世界遺産に登録される迄、遺跡には多数のベドウィン達が住み着き、登録を機会に
政府から移住させられ、その代わりに遺跡内での労働や物売りとして働く事が認められている。


エル・ハズネ(Al Khazneh)
エル・ハズネ(El Khazneh)