早春の越後路・出雲崎:寺泊風景

天領の里:出雲崎

出雲崎は向かいに佐渡島を望み、関東地方から一番近い日本海の町です。
良寛和尚生誕の地として、芭蕉が"荒海や佐渡に横とう天河"と詠んだ地として有名。
又、北国街道は佐渡で産出した御金の江戸への輸送路として重要な役割を果たし
此処、出雲崎町は江戸幕府直轄の『天領』の地として華やかに栄えました。
現在も延長約4kmにも及ぶ妻入の町並が、当時の面影を残しています。
平成8年3月に歴史街道の認定を受け、全国的にも貴重な景観を見せています。

出雲崎から望む弥彦山
出雲崎から望む弥彦山
良寛記念館 良寛和尚と良寛堂 けんどん茶屋
良寛記念館 良寛和尚と良寛堂 けんどん茶屋:「東海道膝栗毛」で有名な
十辺舎一九の「諸国道中金草鞋」に登場
出雲崎入口の看板
良寛空庵跡
出雲崎入口の看板 良寛空庵跡

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出雲崎町:妻入りの町並《クリックするとわいどびゅう》

風と潮がはこんだ文化の地:寺泊

寺泊は"日本海の鎌倉"と云われ、古い歴史と多くの寺院、美しい自然があります。
寺泊には8世紀代草説の寺院が幾つかある事から、この地は随分古いとされています。
伊神之渡部浜から「寺尾泊」となり、鎌倉時代の頃から寺泊となったと言われています。
また、昔は先住民族の”エゾ”が住んでおり、アイヌ語でテイヤは海草
トマリは港という意味から”テラドマリ”になったとの説もあります。
寺泊港から望む弥彦山
寺泊港から望む弥彦山

ズワイガニ 浜焼き 浜焼き
店先には茹でズワイガニが 店先には旬の魚の浜焼き ずらり並んだ名物の浜焼き
寺泊港:佐渡汽船のりば 季節風で滝の水も逆流
寺泊港:佐渡汽船のりば 日本海からの季節風で滝の水も逆流!?

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寺泊港:魚のアメ横