2004GW・白馬:姫川源流風景

白馬(はくば・しろうま)の名前の由来。

春、白馬岳の山肌に代掻き馬の雪型が現れ、田植えの目安にしていた。
代掻き馬が代馬に転じ更に『しろうま』と呼ばれ後に『はくば』と変わった。
村の名前は『はくば村』と呼ばれているが、山の名は『しろうま岳』と呼ばれている

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白馬大橋から;八方尾根・白馬三山を望む

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平川大橋から;白馬三山をバックに泳ぐ鯉のぼり

常念岳の雪形(常念坊) 白馬岳の雪形(代掻き馬) 小蓮華岳の雪形(鶏)
北アルプスの雪形
画像にマウスを乗せて下さい、雪形が現れます。
常念岳の常念坊

袈裟を着たお坊さんが徳利を下げている雪形

白馬岳の代掻き馬
代掻きの黒い馬が頭を南に向け尾が跳ね上がり
代掻きを行う指標となり、白馬の語源となった雪形

小蓮華岳の鶏と種まき婆さん
鶏が東方を向いて、婆さんは腰をかがめて種を撒く

五竜岳の武田菱
甲斐の武田家の家紋(武田菱)そっくりの雪形
かつては御菱(ごりょう)岳と呼び、五竜岳の由来に!!
小蓮華岳の雪形(種まき婆さん) 五竜岳の雪形(武田菱)
白馬大橋から 大出の吊り橋 桃の花
白馬大橋から白馬三山 大出の吊橋 桃の花が鮮やかに

姫川源流自然探勝園

姫川:全長約58km、フォッサマグナに沿ってほぼ南から北へ流れている
姫川源流自然探勝園は国道148号線から僅かに山に入れば源流が見られる
自然探勝園内には木道が整備され、彼方此方で清水が湧き出しています。
一説には青木湖の水が地下から湧出していると云われている。日本の名水百選
この時期フクジュソウに始まりキクザキイチゲ・カタクリ・ニリンソウ・ミズバショウ
オランダガラシ・ザゼンソウ・わさび・バイカモ等が次々に咲き出す。

自然探勝園地図
姫川源流自然探勝園
フクジュソウ
姫川源流自然探勝園 福寿草の群生
カタクリ ミズバショウ
カタクリの群生 木道脇にはミズバショウ
ニリンソウ キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)
ニリンソウ・すぐ側には湧水 キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)
わさび 桜
わさびの花・此処にも湧水 園内には桜も咲いている

仁科三湖:青木湖・中綱湖・木崎湖

仁科の名はこの地が鎌倉時代に仁科氏の領地であったことから。
仁科三湖の形成にはフォッサマグナの地殻変動に因るものと云われている
北から青木湖・中綱湖・木崎湖。それぞれの湖は農具川で繋がっている
農具川は信濃大町で高瀬川と合流、安曇野で犀川と更に信濃平で信濃川に
青木湖・・・標高822m・周囲6.7km・水深58m
中綱湖・・・標高815m・周囲2.2km・水深13m
木崎湖・・・標高764m・周囲6.5km・水深30m

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青木湖全景

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中綱湖全景

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木崎湖全景

農具川
農具川
青木湖から中綱湖へ 中綱湖から木崎湖へ
仁科三湖を結ぶ農具川