兵庫県の県花:野路菊;野路菊の里"姫路市大塩:的形"案内 |
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
野路菊(ノジギク)キク科 | |
何故兵庫県花に | 野路菊は我が国の植物学の父と言われている、故牧野富太郎博士が明治17年 博士の故郷である高知県仁淀川付近の路傍で発見され、発見場所に因んで名付けられました。 野路菊は我が国固有の植物で、本州西部、四国から九州にかけて分布する野菊の一種です。 海岸近くの崖や山の斜面などに群生する多年草で、内陸部では見当りません。 兵庫県は自生地の東限及び北限で、自然分布の個体数が最も多いと言われています。 兵庫県内では明治40年六甲山で最初に発見され、後の大正14年に牧野博士が 姫路市大塩町で一大群落を発見し、学会で発表した事から自生地として有名になりました。 昭和29年にNHK等が各都道府県を代表する花を募集した時、郷土の花として選ばれました。 |
特徴 | 草丈60〜90p位の多年草で花は筒状花序。11月から12月にかけて咲きます。 花の直径は3〜3.5cm位。花びら(舌状花)は通常白色ですが稀に淡黄色もあります。 咲き始めはやや黄緑がかっていますが、やがて純白になり盛りを過ぎるとピンクに色変わりします。 葉は5裂または3裂し長さ3〜5cm幅3〜4cm位で葉は厚く、裏面には毛が密生しています。 地域差や個体差が大きく各地に因んだ名前を持っています。近縁種はリュウノウギクやシマカンギク。 |
行き方 | 電車で行く場合は山陽電鉄大塩駅で降り北へ、国道250号線を渡り右手に進む。 車で行く場合は大塩駅前を北へ、穴虫池と大池付近に数台駐車出来ます。 詳細は山陽電鉄大塩駅か駅南の大塩公民館で野路菊散策地図を頂けます。 |