フィールドは乗鞍岳 位ヶ原(2500m付近)

山行日 2013.3.3(日)晴
山域 乗鞍岳:長野県松本市
コース Mt乗鞍スノーリゾート(25分)ゲレンデトップ(100分)位ヶ原
位ヶ原周回(100分)三本滝ヒュッテ(50分)休暇村乗鞍高原
標高差 登り約500m 下り約900m
総歩行時間 約5.0h(撮影・休憩・食事含む)

モルゲンロートの乗鞍岳:休暇村乗鞍高原から
乗鞍岳:位ヶ原から
モルゲンロートの乗鞍岳
スキー場でのメンバー
第二リフトから

蓼科でのスノーシューイング&スキーを楽しんだ後、諏訪で福寿草を愛でて定宿の休暇村
乗鞍高原で一夜を過ごす。翌朝、部屋から見える乗鞍岳は見事なモルゲンロート^^)今日は
昨日にも増して上天気だ。この天気に誘われ7年振りに位ヶ原へ行って見よう。リフトを3本

かもしかゲレンデ
ゲレンデトップから
マイスノーシュー

乗り継いでゲレンデトップに降り立つ。此処でスキーを楽しむ他のメンバーと別れてスノー
シューを装着する。ボードや山スキーを担いだ3人連れの後に続いて、初っ端からの急斜
面を登る。表面がクラストしたモナカ雪だが適度に締まってるのでクランポンの食い付きは

先行されるスノーボーダー
振り返れば
オオシラビソ林の切り開き

良い。15分少々での頑張りで最初の難関を突破。振り返れば浅間山から美ヶ原が少し霞ん
で見えてる。この先、シラビソやオオシラビソ林の切り開きに次々と現れる急斜面を登ります。
登り始めて30分近く経った頃、正面に真っ白な乗鞍岳:高天ヶ原に剣ヶ峰が顔を覗かせる。

高天ヶ原に剣ヶ峰が
快適な雪面
樹林越しに穂高連峰が

ルートは緩斜面と急斜面を繰り返し徐々に高度を上げる。空は飽く迄も蒼く、雪面での照り
返しは強烈。吹く風も弱くて早くも春を感じさせる^^)登り始めて50分程経った頃、右手には
オオシラビソ林越しに奥穂高岳から前穂高岳が頭を覗かせている。暫くは緩やかな斜面を

最後の難関は雪の壁
剣ヶ峰・位ヶ原山荘分岐標識
もう少しで位ヶ原

ゆっくりと登れば、益々乗鞍岳が近付いて来る。やがて樹林帯が切れる先に広大な雪の壁が
立ちはだかる。近付いて見れば肩の小屋・剣ヶ峰方面と位ヶ原山荘への分岐標識。前回には
建ってなかった標識だが、冬季も営業を始めた位ヶ原山荘の方が設置したのだろう?最後の

見事なシュカブラ
埋まるカーブミラー
眼前に槍穂連峰
マウス0Nで7年前のカーブミラー

雪壁は手強くて左から大回りで慎重に登る。登り切った先は森林限界を越えた広大な雪原だ。
雪面の彼方此方に雪と風の造詣"シュカブラ"が広がり全くの別世界^^)雪原に刺さるオレンジの
ポールは乗鞍エコーラインのカーブミラー用。以前はミラーが付いてた筈だが?その向こうには

乗鞍岳
乗鞍岳
乗鞍岳

槍ヶ岳から西・奥穂高岳・吊尾根・前穂高岳・明神岳と穂高連峰がドッカーンと聳えてる。
勿論、背後には主峰の剣ヶ峰を始め高天ヶ原・朝日岳・摩利支天岳・富士見岳・大黒岳の
総称は乗鞍岳が青空に突き刺さる。ふと話し声がするので振り返ると先行してた筈の3人

クリックするとわいどびゅう
乗鞍岳位ヶ原から(クリックするとわいどびゅう)
後から登って来た山スキーヤー
位ヶ原山荘への赤旗
谷向こうに位ヶ原山荘

連れが遣って来た。如何やら位ヶ原山荘への赤旗を辿って少し遠回りされた様だね。一通り>
大展望を楽しんだので位ヶ原山荘方面に向かいましょう。クラストした雪斜面を少し下ると道標
替わりの赤旗。赤旗はエコーラインに沿ってクネクネと曲がりながら下り、やがて随分下の森の

位ヶ原山荘
森の中を
尻セード跡

中にポツンと佇む位ヶ原山荘が見えて来る。これ以上下ると登り返しが大変なので此処で
引き返しましょう。帰路にはGPSで位置を確認しながらオオシラビソの森の中へ。森の中は
全くのノートレース。時に急斜面に出くわすと思い切って尻セードを試みる^^)15分程下れば

コースに戻る
雲が湧き出し
最後の急斜面

元のルートに復帰する。少しはショートカット出来ただろう^^)見納めにと樹林越しに見える
穂高連峰は雲が湧き出し姿を隠し始めた。最後の難関は最初に登った急斜面。下りには
目線の分、より高度差を感じる。何とか下ったゲレンデトップでタイミング良くスキーメンバー
に出会いザックを預けてゲレンデ端を下る。勿論、その後スキーに履き替えゲレンデへ^^)

ゲレンデトップに戻る
ゲレンデ端を歩き
休暇村乗鞍高原に到着
クリックするとわいどびゅう
乗鞍岳位ヶ原から(クリックするとわいどびゅう) YouTubeもどうぞ
乗鞍岳・位ヶ原点描
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風と雪の造詣・シュカブラ ダケカンバの霧氷 スノーレイヤー

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