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フィールドは 峰越峠から三国平・天児屋山 |
山行日 | 2014.2.1(土) 晴のち薄曇 | ![]() |
山域 | 中国山地:兵庫県宍粟市・岡山県西粟倉村・鳥取県若桜町 | |
コース | ちくさ高原スキー場P(25分)峰越峠(60分)江浪峠(10分)三国平(45分)天児屋山 天児屋山(35分)三国平(10分)江浪峠(10分)源流碑(80分)ちくさ高原スキー場P |
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標高差 | 約470m | |
総歩行時間 | 約5.0h(撮影・休憩含む) |
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左端が三国平・右端が天児屋山:峰越峠から |
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楽しみにしていた氷ノ山のスノーモンスターも、一昨日の雨と前日の高温では姿を消した模様。ならば 無雪期は藪山だが積雪期には快適なスノーフィールドに変わる天児屋(てんごや)山へ行こう。中国道 山崎ICからR29を北上し斉木口からR429へ。鳥ヶ乢トンネルを越えてちくさ高原スキー場へ。道中で |
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見える後山〜駒ノ尾山付近に霧氷は見られない。スノーボード解禁で賑わう"ちくさ高原スキー場"を 横目にラドンの泉手前の除雪終点に駐車。外気温は−1℃と随分高い。支度中に10名程の団体が 先行される。足元はワカン8名とスノーシュー2名にデポ旗持参だ。何処かの山岳会員達だろうか? |
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後を追う様に壺足で除雪されて無い県道を歩く。積雪量はガードレールが隠れる程だから7-80cm? 良く締まった雪で壺足ながら長義山登山口近くで団体に追い着く。暫く話しながら峰越(みそぎ)峠へ やはりクラブ雲峰の面々で、雪上訓練目的に天児屋山へ向かうそうだ。峰越峠手前から天児屋山が |
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垣間見れる。峠手前を右折で三国平登山口の東屋。此処迄20分少々で到着。ミーティングを始めた 会員達に挨拶し先行します。行き成り植林と自然林の境目の急坂を登る。流石に壺足では時々膝下 まで沈み込む。ミズナラの巨木からブナ林迄登ると傾斜が緩むので此処でスノーシュー装着。左側の |
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植林は岡山県側、右側の自然林は兵庫県側。その県境尾根を小さく何度もup:downすればその度 現れるブナの巨木。やがて見事な4本杉(芦生杉或は裏杉)がまるでゲートの様。此処で三国境への 行程は半分過ぎ。更に出逢えるブナの巨木を楽しみながら、兵庫・岡山・鳥取各々県境は三国境。 |
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↑マウスONで江浪峠のお地蔵様 | |||
小さな標識を右折して江浪峠に向かいます。江浪峠の地蔵様は雪の下。東へ向かうと三国平。 半分以上埋まった標識を確認し、傍の伐採地から扇ノ山・陣鉢山・氷ノ山・くらます等が見えるが 何だか酷く霞んでる。展望を楽しんでる間に山岳会の面々が先行され、無雪期なら根曲り竹の |
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激藪も今は快適な雪原を緩やかに登る。最初の小ピークを越えれば右手は南側の視界が開け 後山から船木山・鍋ヶ谷山・駒ノ尾山・ダルガ峰にちくさ高原スキー場迄見える展望所。その後は 雪庇の発達した狭い尾根を渡り、小さなup:downを繰り返せばカラマツ点在するP1226m手前は |
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見事な雪原。ピークに上がれば漸く目的の天児屋山が見えて来た。再び下って雪庇を越えれば 天児屋山頂。山頂標識は無いが先行されてた面々が風裏で食事の準備中なので間違い無い。 展望は北側が樹林帯なので少し東へ移動すれば、北西から時計回りに陣鉢山・くらます・氷ノ山 |
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妙見山・三室山・竹呂山・笛石山・後山・舟木山・駒ノ尾山等約270度もの展望。今日は暖かいと 言えども流石に稜線を渡る風は冷たい。丁度昼時なので此方も風裏で昼食。早くも食事が済んだ 山岳会の面々は雪上訓練開始。内容は雪上テント設営時の雪壁作りの様だ。暫く眺めていたが |
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30分もジッとすれば寒くなり一足先に下山します。往路を辿りながら戻るのだが折角なのでノー トラックを選びながら歩きましょう。でも、踏み抜きには要注意。下山は早い物で20分で江浪峠に 戻って来ました。時間は13時過ぎたばかりなので近くの千種川支流は天児屋川源流碑に立寄り |
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↑マウスONで残雪期の源流碑 | |||
ましょう。僅か2-3分下れば源流碑ですが此処で思わぬ落とし穴。正しく腰までズッポリ雪の中^^) もがけども中々抜け出せない。5分ばかりの悪戦苦闘でやっと抜け出しホッと一息。考えて見れば 源流なのだから雪の下は小さな沢なのだ。慎重に折り返し再び江浪峠。小休止中に雪上訓練を |
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終えた山岳会のメンバーと合流。植林を少しのショートカットで本来の登山道に復帰して、ブナ林を 抜ければ登山口手前の急斜面。気温の上昇で緩んだ雪面をグリセードもどきで降りれば登山口の 東屋に戻った。リーダーの方に挨拶して駐車地に戻り、下山後には"エーガイヤちくさ"で湯ったり。 |
天児屋山山頂から(クリックするとYouTube) |
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