登り納めは今冬初のスノーシュー歩き 藤原岳

山行日 2014.12.28(日) 晴のち曇
山域 鈴鹿山脈:三重県いなべ市・滋賀県東近江市
コース 大貝戸登山口P(60分)五合目(40分)八合目(50分)藤原山荘(20分)藤原岳
藤原岳(15分)藤原山荘(30分)天狗岩(30分)藤原山荘(100分)大貝戸登山口P
標高差 約1020m
総歩行時間 約8.0h(撮影・食事・休憩含む)

藤原岳:東麓の北勢町から
藤原岳:東麓の北勢町から
石榑(いしぐれ)トンネル
大貝戸登山口P
三重山岳会の方

山仲間達との納会登山は済ませたが個人的な登り納めを計画。丁度後輩の川ちゃんから鈴鹿辺りで
雪山歩きがしたいとのリクエスト。数ある中から藤原岳をチョイス。天気予報は土曜日がベストなのだが
仕事の都合で日曜日に出掛けます。早朝5時過ぎに迎えに来て貰い阪高・名神と乗り継ぎ八日市IC

登山届けを出して
神武神社鳥居を潜り
植林帯を

〜R421(八風街道)を東進。滋賀県側の道路脇には雪が残るが石榑(いしぐれ)トンネルを越えた
三重県側は全く雪が無い。車は表参道大貝戸登山口前Pに向かうと8時過ぎだが既に満車状態。
何とか空きスペースに車を止める。準備中の黄色いグリベルのヘルメットを被った登山者は三重県

二合目
三合目
四合目

山岳会のメンバー。聞くとトイレ新築工事の片付けだそうだご苦労様です。登山届けを提出して神武
神社の鳥居を潜れば一合目。直ぐ傍の神武神社に一礼し植林の中を九十九折に登り、二合目・三
合目・四合目と辿ると此処で漸く雪が現れる。徐々に増える雪は凍り付き、滑り始めたので七合目で

五合目
六合目
七合目で

アイゼンを装着。相棒は12本爪で当方は10本爪。久し振りの10本爪は装着に手間取る^^)八合目で
聖宝寺道(裏参道)と合流する。八合目からは冬季ルートに代わり急斜面を直登だ。思いの外軟らかい
雪で悪戦苦闘。小さくジグザグに歩こう。やがて傾斜が緩むと藤原山荘。傍に新築中のバイオトイレが

アイゼン装着
八合目
九合目

建つ。山荘前にザックを置き空荷で山頂を目指す。天気予報通り青空は消え雲が広がって来ました。
雪原を緩やかに下り、鞍部から登り返すとSシューやヒップそり等で思い々に楽しむ登山者達。カレン
フェルトの山頂は以前有った山名板が見当らない。360度の大展望も徐々に増える雲に遮られ北側の

山荘はもう直ぐ
藤原山荘
新築中のバイオトイレと藤原岳

伊吹山も能郷白山も霞勝ち。其れでも御在所岳・雨乞岳等の鈴鹿南部の山並みは確認出来ますね。
風も弱く気温も高めで霧氷も無い。展望を楽しんでから山荘へと戻ると20数名の登山者達が食事中で
賑やか此方も少し遅めの昼食&コーヒーブレイク。未だ時間は十分有るので天狗岩へ行こう。折角持ち

ヒップそりを楽しむ登山者
藤原岳山頂
山荘前の賑わい

上げたスノーシュー&アルミワカン。此処で装着してから山荘裏手から幾度かの小ピークを乗り越すと
白瀬峠分岐。分岐を左折すれば天狗岩(1171m)左には山荘から見る丸っこい山容と違ってピラミッド
型の藤原岳。竜ヶ岳・釈迦ヶ岳・御在所岳・雨乞岳等、鈴鹿山脈南部の山並みが一望。隣の御池岳も

スノーシューを装着し
白瀬峠分岐
天狗岩

真っ白だが曇天の空に同化してる。そろそろ午後2時も近いので下山しよう。復路は往路を適当に
ショートカット気味に辿って山荘前に戻るとあれ程沢山居た登山者の姿は無く残るのは岳連の方々
だけだ。その足で九合目に戻り、更に続く激斜面をスノーシューで慎重に下っていると、相棒がミス

伊吹山は霞み
白い御池岳
山荘前に戻ると

コースかも知れないと?。GPSで確認すると確かに右に随分逸れている。滑り落ちそうな急斜面の
間違ったトレースを追い掛けていた様だ。急いで左側へと修正すると無事正規のコースに戻ったが
何と八合目を通り過ぎた七合目少し上だった。道理で何時迄経っても傾斜が緩まなかった訳だね。

九合目に戻り
無事登山道に復帰
七合目

東の尾根を下り続けてれば遭難必至だったと反省です。復帰点でスノーシュー&アルミワカンを
外して下山しましょう。四合目辺り迄降りて来るとポツリ・ポツリと雨が落ちて来る。でも植林の中を
歩くので殆ど濡れずに登山口に降り立った。無事の下山を感謝して神武神社にお礼参りします。
立ち寄り温泉は"阿下喜温泉:あじさいの里"で一路帰神ですが、名神道では本降りの雨でした。

登山口に降り立つ
ガラ空きのP
阿下喜温泉
藤原岳山頂からのパノラマ(クリックするとYouTube)
藤原岳山頂からのパノラマ(クリックするとYou Tube)
藤原岳の風雪紋と展望
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風雪紋 伊吹山 御在所岳と雨乞岳
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