フィールドは 駒ノ旺山荘から駒ノ尾山(1280.7m)

山行日 2015.1.24(土) 晴時々曇
山域 中国山地:岡山県西粟倉村
コース 駒ノ旺山荘前(50分)林道:竹の頭線登山口(120分)駒ノ尾山
駒ノ尾山(60分)林道:竹の頭線登山口(50分)駒ノ旺山荘前
標高差 約610m
総歩行時間 約5.5h(撮影・休憩・食事含む)

駒ノ尾山:愛の村パークから
駒ノ尾山:愛の村パークから
笠形山雪化粧
三室山も雪化粧
後山山も雪化粧

暖冬の年は雪が多い?正しく今冬の積雪量は凄い。県北部は勿論、中部辺り迄も例年の2倍程?
久々に北部にも午後には晴マーク。中国道:加西IC付近から見える笠形山も真っ白だが先週末に
比べると山崎周辺は雪が少ない。山崎ICから県道53号線を西進し、更に県道72号線を北上するが

志引峠
駒ノ旺山荘へ
登山口前のP

殆ど雪が無い。それでも道の駅"ちくさ"を過ぎれば三室山に後山辺りは真っ白だ。何時なら千種
側から歩く駒ノ尾山も今回は駒ノ旺山荘前から歩こうと兵庫・岡山県境の志引峠へと向かう。雪が
少ないとは言え流石に県境の峠。路肩に数十cm積ってる。車は駒ノ旺山荘直下の路肩に止めて

駒ノ尾登山口
雪積る橋を渡って
新しい林道に

6本爪+Sシューを持参。山荘を過ぎると2-30cmの積雪にワカンの跡が続く。山荘前に止まってた
岡山ナンバーの方達だろうか?トレースを辿って木橋を渡り杉や檜の植林帯を登ると直ぐに林道と
出合う。以前は無かったので新しく出来たのだろう。此処迄は壺足で大丈夫だったが時折20cm程

雪の重みで
外れたスノーバスケットとマイスノーシュー
林道が見える

踏み抜くのでSシュー装着。新しい林道は僅か先で終点。此処から流れに沿って上流へと辿る。
雪の重みで垂れ下る木を潜った時、深く刺さったトレッキングポールを引き抜くと何と先端のスノー
バスケットが外れてる。急いで手を突っ込み何とか拾い上げる始末。やがて上部に林道が見えて

林道:竹の頭線
林道登山口
此処で左の尾根に

来れば半ば強引に斜面を横切り林道:竹の頭線に降り立つ。何故かワカン跡は右手に続いてる。
駒ノ尾山登山道は左手なのだが?この先、チョッとは期待していたトレースは全く無しで時折踏み
抜きながら谷筋を上がる。テープマーカーからは左の尾根へとトラバース。尾根に乗れば雪を被り

標識も隠れて
植林帯も真っ白
樹林を抜ければ

読めない標識からは明瞭な尾根道が続く。緩斜面と急斜面を幾度か繰り返しながら、ブナ混じりの
自然林と植林の間を歩くが、時に膝程の高さの雪をラッセルだ。ノートレースに足跡を刻むのは快感
だが一人ラッセルはキツーイ^^)やがて潅木帯を抜ければ真っ白な雪原とガス流れる青い空。ガスが

振り返り見る日名倉山
船木山・後山方面
山頂直下の雪原

湧き上がる船木山や後山は姿を隠す。振り返れば足下には西粟倉集落。左手には日名倉山。
山頂直下の雪原は締まった雪で快適だ。辿り着いた駒ノ尾山には誰も居ない。無雪期なら林道
登山口から1時間少々で登れるが、今日は2時間程掛かってる。山頂標識は半分以上も埋まり

駒ノ尾山頂
霧氷の向こうは
避難小屋へ
↑マウスONで無雪期山頂

ストーンサークル状に並んだ石のベンチも見事に埋まる。辛うじて残る霧氷の向こうに見える筈の
東山・扇ノ山・氷ノ山等もガス湧き上がり山頂を隠す。撮影中に単独登山者が到着。挨拶がてらに
聞けば"ちくさスキー場"側から登って来たそうだ。暫く休憩と山頂直下の避難小屋に向かう。避難

避難小屋玄関は雪に埋まり
船木山・後山方面に続くトレース
下山にはマイトレースを辿り

小屋へ続くトレースは複数のSシュー跡。降り付いた小屋の玄関扉は雪に埋まり開かない。窓から
入ろうかとも思ったが面倒だね。良く見れば船木山方面に続くトレース二筋。此方も当初は歩こうと
思っていたが思いも因らずのラッセルで体力消耗^^)休息後には往路を忠実に辿って下山しよう。

此処から尾根を外れる
もう直ぐ林道
踏抜いた大穴

自分の付けたトレースでの下山は随分と早く、50分程で林道が見えて来た。此処で安心したのか
突然腰迄踏み抜いた。確か去年の天児屋山でも同じような事が・・・^^)谷筋は要注意だね。何とか
這い出て無事林道に降り立つ。林道には新たなトレースが林道終点へと向かってる。誰か壺足で

カーブミラーに写る
林道:竹の頭線
薄明光線:レンブラント光線

歩いてる。足跡を見れば30cm以上も沈んでるね。此処から暫く林道を歩いて見よう。気温上昇で
緩む重い雪がSシューに纏わり付く。30分ばかり歩いていると前方から3人連れが歩いて来るね。
聞けば往路のトレースはこの方達。鍋ヶ谷山から船木山へと周回だそうだ。そんなルートが在るん

岡山の方達と一緒に
登山口に戻る
看板犬コマちゃん

だね。最後はご一緒に林道下に見える駒ノ旺山荘に向かって適当に斜面を下れば登山口前に戻って
来た。駒ノ旺山荘では看板犬のコマちゃんがお出迎え。案内犬だった先代のコマちゃんは1年前から
行方不明だそうだ。下山後は志引峠を越えてエーガイヤちくさ・"エーガイヤ温泉"で湯ったりで帰神。

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駒ノ尾山山頂から(クリックするとYou Tube)
駒ノ尾山の霧氷
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