フィールドはフトウガ峰(1083m)

山行日 2005.12.25
山域 播州高原:兵庫県:朝来市
コース 段ヶ峰登山口(60分)達磨ヶ峰(60分)最低のコル
最低のコル(50分)フトウガ峰(5分)杉谷分岐
杉谷分岐(60)杉谷登山口(100)林道経由段ヶ峰登山口
標高差 約510m
総歩行時間 約6.0h
  
達磨ヶ峰から右にフトウガ峰、中央:段ヶ峰、左に千町ヶ峰
達磨ヶ峰から右にフトウガ峰、中央:段ヶ峰、左に千町ヶ峰
 
登山口の駐車場 登山口 暖冬の予報も全くの的外れ^-^)12月なのに列島各地で
寒波が大暴れ、地元神戸では88年振りに12月での
積雪を見る等記録的な寒さ。近場でも雪遊びが出来そう^^)

で、今冬初の雪山へ出掛けましょう。今年の2月に出掛け
時間切れで撤退を余儀なくされた段ヶ峰に再挑戦です。
自宅を7時頃に出発して、播但道を生野ICで降ります。
IC直ぐの信号を右折して生野トンネルを抜けると、右手に
生野高原カントリークラブへの標識が現れます。登山口は
クラブハウス手前の右側ですが、後、数百mで登山口

なのですが路面の凍結で坂を登りません^0^)何と二駆と
スタッドレスでは無理のよう、此処は四駆なら難なく通過
でしょうね^^)急いでタイヤチェーンを巻き無事到着です。
行なりの急登 真っ青な空と・・・
マイスノーシュー 達磨ヶ峰山頂 先客は3台?路面凍結で30分程のロスタイム、歩き出しが
10時を回ってしまいました。前回に比べると今年12月の
積雪量が如何に多いか実感です。此処から達磨ヶ峰の

肩迄は急傾斜。途中で猟銃を抱えた狩人に出会います。
少し話を聞くと鹿を狙っての入山です。狩猟解禁時期
なのでしょう。その後も猟銃の発砲音や猟犬の吠える声が
聞こえていました。達磨ヶ峰の肩からは傾斜も緩み
此処でスノーシューに履き替えます。僅か一登りで
達磨ヶ峰山頂です。楽しみにしていた樹氷は殆ど

見当らず少しガッカリ^^)それでも真っ青な空と真っ白な
雪の対比が、素晴らしい景色を与えてくれています。
前回は此処から少し先で時間切れ撤退でしたが
フトウガ峰と段ヶ峰を望む 前回は此処迄でした
達磨ヶ峰から:右にフトウガ峰、左に段ヶ峰
達磨ヶ峰から:右にフトウガ峰、左に段ヶ峰
尾根に続くトレース 杉林に続くトレース 今日はお天気も良く時間も大丈夫。尾根には先行者の
トレースが続いています。一旦下り小ピークを登り返すと
前回引き返した所です。此処からは正面に此から向う

フトウガ峰や段ヶ峰が良く見えます。少し先に背の高い
鉄塔が建っていますが、此れは風力発電設置の為の
計測器用アンテナの様です。しかし此処に風力発電を
設置するのは貴重なイヌワシの生態に多大な影響があると
言われ問題になっているようです。此の先は小さなピークを
何度かupdownすると獣除けネットが張られネットに沿って

下ると、最低のコルに到着です。後は斜面を登り返すと
フトウガ峰。此処で先行されていたご夫婦が降りて来られ
挨拶がてら話を聞くと、フトウガ峰での柔らかい雪と強風に
最低のコル 登り返すと
強風にトレースも消え フトウガ峰山頂 引返されると仰って降りて行かれました。当方も行ける
ところ迄行ってダメなら引返そうと山頂を目指します。
樹林帯を抜けると一面の雪原ですが、南西の風が強く

吹付け、先程の方達のトレースを消し去っています。
時折、ブリザードの様に雪煙を上げ行く手を阻みます。
足元は一面の笹原と背の低いアセビに降り積もる雪は
表面は凍っているが、踏み抜くと膝上迄沈むモナカ雪。
吹き抜ける風を避ける場所も無く、一気に体感温度が
下がります。追打ちを掛けるように何度も膝上迄沈み込み

体力の消耗が著しい^o^)目的の段ヶ峰は目前ですが
帰りの事も含め、残念ですが此処でエスケープルート
杉谷へ下りる事にしました。山頂から僅かに進むと
フトウガ峰分岐 全く踏み後も無く
杉谷尾根道と沢道分岐 正面にはゴルフ場が 段ヶ峰方面と杉谷への分岐。此処でルートを左に取り
杉谷へ向います。此処から先は誰も足を踏み入れて
居ないのか?トレースはありませんが、尾根の切開きに

なっているのでルートを外さなければ問題はありません。
右手に段ヶ峰を望み左にはゴルフ場が見える登山道を
ひたすら下ると植林帯に向かう急勾配、此処で何と下から
スキーを担いだ方が登ってきます^0^)足元を見ると何と
スキー靴です^^)話をすると地元の方で雪が降ると毎年
何度か滑りに来るとか。それにしてもこの深い雪の中を

壺足で登るのは大変でしょうね^^)やがて植林帯の中を
ジグザグに下ると沢音が聞こえ、凍て付いた杉谷に
出会います。沢沿いを僅かに下ると倉谷橋に出ました。
途中で出会ったスキーヤー 杉谷登山口
結構雪深い林道 漸く辿り着いた登山口 此処が杉谷登山口です。此処からはひたすらゴルフ場を
目指し林道を歩きますが、気温の上がった午後、林道に
積もった雪は湿雪となり、スノーシューに纏わりつき大変

歩き辛い。久し振りのスノーシュー歩きに足は堪えていて
尚の事疲れます。1時間も歩いたでしょうか漸く別荘地の
建物が見え始め、少し登り返すとクラブハウス。その先に
登山口の駐車場が見えて来ました。

フトウガ峰:冬の景色
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