フィールドは氷ノ山(1510m)

山行日 2005.3.20
山域 中国山地:兵庫県:鳥取県
コース 若桜氷ノ山スキー場(10分)三ノ丸登山口(30分)三ノ丸休憩所
三ノ丸休憩所(70分)氷ノ山(140分)若桜氷ノ山スキー場
標高差 約740m
総歩行時間 約5.0h
  
三ノ丸から氷ノ山を望む
三ノ丸から氷ノ山を望む
 
パノラマリフト チャレンジリフト:最大斜度は何と37度!! 例年に比べ雪が多い今冬、でも流石にこの時期、スキー場
クローズが迫って来ている。一昨年出掛けた時には結構急な
ゲレンデを登り、登山口迄で時間が掛った苦い経験から^0^)

今回はリフトが動いている間に登ろうと、兵庫最高峰氷ノ山へ
中国道山崎ICを降り、国道29号線を北上し兵庫:鳥取県境の
新戸倉トンネルを越え、"わかさ氷ノ山スキー場"へ向った。
スキー場の駐車場(600円)に車を止め、リフト乗場に向い
リフト券(250円×2)を購入し、更に隣のパトロール事務所に
登山届けを提出する。今日は既に大勢の登山パーティーが

入山していると聞きました。大勢のスキーヤーやボーダーに
混ざりリフトに乗込みます。標高差400m余りを僅か10分程で
登り切り、三ノ丸登山口に到着です^0^)其処には10数人程の
山スキーのパーティー 雪庇が張出した登山道
両側が切れ落ちた登山道 樹氷が 山スキーのパーティーが準備中、此方もスノーシューを履き
一足先に出発しました。三ノ丸へ続く支尾根は急登の上に
積もった雪が氷化し、スノーシューの歯が利きません。

仕方なく一旦脱ぎました。暫く登り少し傾斜が緩まると
再びスノーシューを履き直し三ノ丸に向います。登山道には
所々雪庇が張りだし、慎重に通過します。更に傾斜が
緩まる頃、辺りのブナ林には樹氷が煌めいています。
此処からは三ノ丸から山頂へと続く稜線が見えますが
見渡す限り一面の雪原で、思わず感嘆の声が・・・^o^)

遠く西の空には薄っすらと大山が見え、北には県境の
扇ノ山へ続く山並みが見え、南には端正な三角錐形の
三室山や県内第二の高峰、後山等が望めます。三の丸
ミニモンスター? 三ノ丸休憩所
風が吹くと 見上げれば樹氷が!!
風が吹くとバラバラと落ちる樹氷!! 見上げれば樹氷が!!
標識も埋まり 大きな雪庇 休憩所を過ぎ、赤い三角屋根の避難小屋は半分雪に
埋まっています。広大な雪原にはスキー跡等が無数に
残り、改めて山スキーのメッカだと再認識しました。空は

時折陽が射し、時には青空も覗きます。やがて休憩所や
避難小屋が現れ、やっと山頂に到着しました。辺りには
多くの山スキーヤーと少しの登山者^0^)で大賑わいです。
山頂からは北側に鉢伏高原の各スキー場が望めます。風下で
昼食を摂り、早々と下山に掛りました。下山時の最大の難所は
スキー場上部、チャレンジコースの斜度37度の急斜面です。

シリセードするにも余りに傾斜がきつく案の定10m程滑り落ちて
しまいました^o^)無事下山後、パトロール事務所に立ち寄り
下山報告を済ませ、お約束の温泉『波賀温泉:楓香荘』へ!!
頂上休憩所と避難小屋 山頂には多くの山スキーヤーが
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氷ノ山山頂から扇ノ山:鉢伏山方面(クリックするとわいどびゅう)
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三ノ丸から三室山:後山方面(クリックするとわいどびゅう)

氷ノ山:冬の景色



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