フィールドは兎和野高原から瀞川山(1039m)

山行日 2008.2.22
山域 中国山地:兵庫県:香美町
コース 木の殿堂〜(60分)十石山〜(40分)瀞川林道
瀞川林道〜(40分)瀞川山〜(100分)木の殿堂
標高差 約700m
総歩行時間 約5.5h(休憩含む)
  
麓の村岡から見る瀞川山(左)十石山(右)
麓の村岡から見る瀞川山(左)十石山(右)
 
兎和野高原が
木の殿堂入口
駐車場

昨年1月に悪天候に途中撤退と成った兎和野高原。リベンジの日が遣って来ました^^)
天気予報で県北部は曇時々晴!!予感では良い天気だと確信し^^)国道9号線を北上し
八鹿ループ橋を越え但馬トンネルを抜けると、左手に兎和野高原から瀞川平が一望。

登山口に向って
埋もれる登山口
木の殿堂へ

そのまま北上し、木の殿堂への標識に従い左折します。県道に入ると周りの田畑には
かなりの雪が積もっています。直ぐ先で但馬高原植物園:木の殿堂への標識に沿って
左折、僅かに登ると右手に木の殿堂。車は左手の駐車場へ。先ずは十石山へと向う

木の殿堂
展望台下へ
マイスノーシュー

登山口は道路を渡って直ぐの、左手からですが雪の壁が立ちはだかり越えられない^^)
仕方なく木の殿堂へと進み、そのまま空中廊下を進むと展望台。此処でスノーシューに
履き替え雑木林へと分け入ります。昨年と比べると、遙かに多い積雪量^^)お陰で案内

遊歩道から
杉林を抜け
全ての標識は埋まり

標識も埋まっています。辺りはミズナラの林にブナやリョウブ、枯葉を纏っているのは
カシワの木です。綺麗な雪原にはシカやノウサギ、キツネの足跡だけが点々と続き
少し傾斜のきつい斜面には小規模なデブリ跡。葉を落としたミズナラ林の向こうには

綺麗なミズナラの林
小規模なデブリ
尾根に乗る

十石山が見えます。本来ならルートは此処から左手に回り込みますが、余りに気持ち
良い雪原で右へと回り込みながら尾根へ取り付きます。所が思ったよりも急傾斜^^)で
立ち木を掴みながらの登行となってしまいました。それでも、傾斜が緩むとアカマツが

急な尾根を歩く
山頂の一角に
十石山山頂

混じりだし、十石山の一角に辿り着きました。山頂には道標が立っていますが、今日は
スッカリ雪の下^^)此処で正規のルートから登られた地元登山者と出会います。暫く話が
弾みましたが、お先に失礼して直ぐ先の小ピークへと向います。登り返したピークから

右に瀞川山が
カラマツ林を抜けると
アルペンロードの標識

南西に氷ノ山と鉢伏山、目指す瀞川山が右に望めます。登山道は小ピークから西南
方向に緩やな尾根となって続き、カラマツ林に突き当たると"但馬アルペンロード"の
標識立つ瀞川林道に出ました。林道の標識も殆ど埋まり、直ぐ近くのカーブミラーは

埋まるカーブミラー
振り返れば蘇武岳が
左カラマツ林:右杉林の林道

頭だけを残して雪の中!?凡そ2mもの積雪だろう^^)林道は左にカラマツ林、右はスギ林と
綺麗に分けて鉢伏高原方向へ真っ直ぐに伸びています。林道の雪は気温の上昇に伴って
湿雪となり重い。長〜く平坦な林道を1km少々歩くと、林道の幅が少し広がった所から左へ

足跡はキツネ?
瀞川山への登山口は
林道左へ

カラマツ林の急な斜面を登ると、真っ白なドーム状の瀞川山頂に到着です。無雪期には
2m程の山頂標識が今は全て雪の下。眼前には鉢伏山が広がり北面のハチ北ゲレンデを
スキーヤーが点の様に小さく見えている。時折ゲレンデの音楽が風に乗って流れて来る。

カラマツ林を抜けると
右の白いドームが瀞川山頂
正面に氷ノ山と鉢伏山が

鉢伏山の左奥には氷ノ山の頂が陽を浴び、東には大きく裾野を広げた妙見山から
蘇武岳、三川山が望め、西に陣鉢山、青ヶ丸、扇ノ山と、ぐるり但馬の山々に囲まれ
る見事な展望。下山には十石山迄来た道を戻り、十石山から正規のルートでした。

冬の瀞川山山頂
夏の瀞川山山頂
冬の瀞川山山頂 夏の瀞川山山頂
瀞川山山頂南から鉢伏山:氷ノ山方面を望む
瀞川山山頂南から鉢伏山:氷ノ山方面を望む
クリックするとわいどびゅう
瀞川山山頂から氷ノ山:鉢伏山:妙見山:蘇武岳方面を望む(クリックするとわいどびゅう)