スノーシューで遊ぼっ:フィールドは兎和野高原:十石山(870m)

山行日 2007.1.16
山域 中国山地:兵庫県:香美町
コース 木の殿堂〜森林浴コース(30分)分岐〜展望コース(20分)十石山
十石山〜展望コース(30分)木の殿堂
標高差 約270m
総歩行時間 約3.0h(見学含む)
  
登山口から見る十石山
登山口から見る十石山
 
スキー客で渋滞中 村岡に入ると一面の雪景色 正月も半ばを過ぎたと言うのに、寒さが遣ってくる気配が
ありません。ホント、先シーズンの雪の多さが懐かしい^^)
そうも言ってられないので、以前から出掛けたかった山

但馬の瀞川山に向って、自宅を朝7時過ぎ出発しました。
ここ最近愛用の道、舞鶴道春日ICから北近畿豊岡道へ
北近畿豊岡道和田山ICを降り北上します。天気予報では
兵庫県北部も午後からは晴れ間も出ると言っていましたが
何だか怪しげな空模様。まあ予報を信じて行きましょう^^)
連休とあって関宮交差点辺りでは、スキー客の車で渋滞中

関宮ループ手前では工事中と幸先不安^^)但馬トンネルを
越えると辺りは一面真っ白。今冬雪が少ないとは言え此の
辺りはやはり豪雪地帯。時折青空も覗き予報は大当たり?
標識に導かれ 木の殿堂入口
十石山登山口 木の殿堂とロータリー ハチ北スキー場への道を過ぎ"木の殿堂"への標識に
導かれ左折します。県道に入ると周りの田畑には以外と
雪が積もっています。直ぐ先で兎和野高原への道から

但馬高原植物園:木の殿堂への標識に沿って左折します
僅かに登ると右手に木の殿堂。本来なら道路左手の駐車場に
車を止めるのですが今日は建物前のロータリーに止めました。
直接十石山へ登るにはロータリー手前を左ですが、今日は
周回コースを取ろうと思います。空は思ったより鈍より曇り、雪が
チラホラ舞い降りています。円形の建物中央から奥に延びる

中廊下からスノーシューに履き替え出発します。此処で新たな
積雪は30p程でしょうか?雑木林に続く散策路を奥に進み
分岐標識を確認しながら十石山へ向います。真新しい雪道には
木の殿堂 木の殿堂中廊下
此処からスノーシューを履いて 振り返れば自分の足跡 足跡一つ無く気分良く歩けますが、やはり日本海特有の
湿った重い雪でスノーシューが意外に重い^^)時折見掛ける
アニマルトラッキングに、鹿なのかな〜?と思い描きながら

歩みを進めると、森林浴コースと展望コースの分岐に出合
ました。分岐には十石山への標識が立っています。合流後
山裾を巻くように登ると足下には、ドーナツ状の木の殿堂や
ガスの向うに妙見山、蘇武岳が僅かに望めます。グルリと
回り込めば平坦地が現れ、どうやら此処が十石山山頂!!
樹木が茂り展望はナシ!この先瀞川山に向かおうかと思い

ましたが、小雪がチラツキ益々視界が無くなって来ました。
結局、此処で潔く下山する事にします。元来た道を戻り
分岐からは直接、木の殿堂に向う道を降りてしまいました。
標識も埋まり 下を見ればドーナツ状の建物が
鹿の足跡? 十石山山頂 時間も余り、折角なので"木の殿堂"を見学する事に!!
この見事な建物は大阪出身の建築家"安藤忠雄"氏が
設計し、地元産の杉の集成材を使った建築物。直径46m
高さ18mまるで植木鉢をひっくり返した様な姿。内側には

直径22mの吹き抜けがあり池も配置されています。天井高
16mの館内には木から生まれた、様々な文化が紹介され
無料で見学出来ます。嬉しい事にこの時、干支は亥の置物
を頂きました。下山後は関宮温泉"万灯の湯"でした。
十石山から蘇武岳:妙見山方面を望む
十石山から蘇武岳:妙見山方面を望む