フィールドは 鈴鹿の展望台・綿向山

山行日 2011.1.29(土) 晴時々曇
山域 鈴鹿山地:滋賀県蒲生郡日野町
コース 御幸橋P(20分)綿向山登山口ヒミズ小屋(40分)三合目あざみ小舎(20分)五合目小屋
五合目小屋(20分)七合目行者コバ(35分)綿向山(5分)ブナの珍変木(5分)綿向山
綿向山(20分)五合目小屋(10分)三合目林道(35分)竜王山登山口(25分)御幸橋P
標高差 約700m
総歩行時間 約5.5h(撮影・休憩含む)

山麓の北畑集落付近から望む綿向山
山麓の北畑集落付近から望む綿向山
駐車場への雪道
御幸橋P
駐車場横から

’04.1月に大雪で頓挫した綿向山へ。当時同行したikeちゃんを誘ってのリベンジ登山^^)
天気予報は曇/雪と少々残念な予報です。新名神:甲賀土山ICから県道41号線を北上し
国道477号線経由で登山口の西明寺は御幸橋Pへ。20数台は止められる駐車場は既に

堰堤横から
北畑林道を
天然記念物:接触変質地帯の案内板

満車状態、綿向山の人気の程が伺えるネ^^)上空は時折青空も覗くマズマズのお天気に気分
上々^^)支度は軽アイゼンにスノーシューと完全装備。駐車場横から西明寺川に沿って堰堤へ
その堰堤の右手を登ると北畑林道に出合う。林道を少し歩けば"天然記念物:接触変質地帯"

北畑林道終点の先には
ヒミズ谷出合小屋
軽アイゼン装着

と、刻まれた石碑と案内板。その先で林道は終わりヒミズ谷出合小屋が建っている。此処が
綿向山表参道登山口。登山届提出序に壷足でも問題ない様だが軽アイゼンを装着します。
ヒミズ谷出合小屋直ぐ先のヒミズ谷に架かる鉄橋を渡り、杉・檜の植林に続く登山道を登る。

ヒミズ谷に架かる鉄橋を
一合目
林道に出合と三合目

緩やかな九十九折に続く林道は確りしたトレースが在って歩き易いが、一合目の標識迄が
意外に遠いネ^^)二合目を過ぎ林道に出合うと此処が三合目。三合目から林道を右僅かに
進み、再び登山道を登れば瀟洒なあざみ小舎が建つ。此処は見送り再度植林の登山道を

あざみ小舎
五合目小屋
近江盆地の先には

登ります。高度を上げるに従い積雪は徐々に増え、辺りの木々も綿帽子を被ってる^^)やがて
植林が切れると直ぐ先に赤屋根が雪山に映える五合目小屋。辺りは伐採地で対面に二本の
鉄塔が建つ竜王山。眼を左に転じると近江盆地の先に琵琶湖が薄っすら^^)小屋内は先客で

霧氷がびっしり
益々雪深く
七合目は行者コバ

賑わっているので休憩もそこそこに先へ進む。五合目を過ぎると辺りの積雪はグッと増え
杉檜の針葉樹に加え小潅木が混じります。小潅木には見事な霧氷が張り付き氷の針を
纏っている様だ。六合目辺りからコナラ等の広葉樹が混ざりやがて七合目の行者コバに

行者堂
スノーシューに履き替えたが
冬季ルートは直登

到着です。此処、行者コバには行者堂の左に役行者像、右に不動明王像が建ち嘗ては
修験者の修行場だったそうだ。この先、積雪は優に5-60cm以上なので折角持ち上げた
スノーシューを使わない手は無いと履き替えます^^)直ぐ先で夏道と冬道分岐。夏道へは

急坂に手こずる
主尾根に乗れば
賑わう山頂

通行止めの様子。冬道は支尾根を直登しますが可也な急斜面の上、軟らかい雪でスノー
シューでの一歩一歩に体力を奪われる^^)仕方なく一旦外して壺足で登ります。霧氷を纏う
ブナ原生林の美しさに、デジ亀足^^)に成りながらも主稜線に乗れば、右に僅かで綿向山

山頂には大嵩社の祠と青年の塔
雪雲に覆われた雨乞岳
竜王山方面へ

山頂です。山頂は数え切れない程の登山者で賑わっていますよ^^)上空は生憎の雲空。
時折陽射しは有るが強風で寒い。目前の雨乞岳も山頂部は雪雲で隠れている。天候の
回復を望み風裏で暖かい昼食を頂こう。食事が済む頃には雨乞岳の雪雲も取れ始めて

霧氷のトンネル
雪屁に気を付けて
ブナの珍変木(幸福ブナ)

右に鎌ヶ岳の鋭鋒を従えた大きな山容が望める。沢山居た登山者達も下山を始めたので
此方も重い腰を上げ、ネッ友の山休さんから教えて頂いたブナの珍変木"幸福のブナ"に
出逢うべく、竜王山方面に下ります。霧氷のトンネルを抜けると雪屁の痩せ尾根。慎重に

一気に下山
五合目に戻り
暫しのコーヒーブレイク

足を運び幸福のブナに御対面^^)看板には潜ると幸せを呼ぶと書かれているが、積る雪で
穴が小さく半身だけ潜った。此れでは幸せも半分かな^^)では、此処で引き返しましょう。
七合目迄の急坂にはスノーシューでテレマーク風滑降のお陰で、アッと言う間に到着だ^^)

奥の平橋へ
竜王山登山口
ガラガラの駐車場

そのまま五合目小屋に下りコーヒーブレイク。温まった所で三合目迄下り水木谷林道を
奥の平橋方面へ向かう。此方は足跡も無いバージンスノーだったが、奥の平橋を渡ると
古いトレースが続いていた。静かな水木谷林道を下ると竜王山登山口。7年前は此処を

登った記憶が蘇る^^)登山口を過ぎ、曲がりくねった林道を適当にショートカットしながら
下り切ると西明寺集落に降り立った。此処でスノーシューを外し、後は凍結した車道を
歩き駐車場へ戻った。7年越しのリベンジ完了だ^^)下山後は湖国十二坊温泉"ゆらら"

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綿向山北尾根(ブナの珍変木:幸福ブナ)前から東側を望む(クリックするとわいどびゅう)
綿向山の霧氷
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凍て付くブナの森 霧氷のトンネル ブナの珍変木:幸福ブナ
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